芥川龍之介や直木三十五、川端康成などの協力を得、菊池寛が発行した「文藝春秋」創刊号はたちまち完売する。

「脳科学捜査官　真田夏希」の著者が放つ 旅情警察ミステリー、待望のシリーズ第三弾！ ◆米沢城で死体発見!?◆ 　米沢城址の内堀で撲殺体が発見された。

路上で男性の死体が発見された。頭を鈍器で殴打され、首には索条痕があり、 背中には「殺人者には死を！」と書かれた紙が。

右か、左か。人は無意識のうちに選択を繰り返す。

男が女を犯せぬ国があるという。 金出づる国、燦という大国が支配する世界。

霊を「祓うことはできない」中年霊媒師・櫛備十三と彼の助手でお目付け役の美幸。

万両店の末弟、鷺之介が齢十一にして悩みがつきない原因とは――。 時代小説の名手が描く、ホロリと泣かせる大江戸謎解き物語。

明けない夜はない。

渡辺展子はいつも「ついてない」。親友は学校一の美女〝渡辺〟久美。

祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。

陸自、やくざという異色の経歴を持つ始末屋多門剛。刑務所で同房だった滝沢が殺された。

住宅街の一軒家で、空き巣が風呂に入ってそのまま死んだ。

秘密主義のFBI、背信行為を働く弁護士、食べ物を冒涜する犯罪者。

遊女たちの命を次々に奪う病の正体は！？-美濃屋の用心棒・甲三郎とともに、おゑんはその謎を追うが…。

記憶喪失の「僕」と島を捨てた昭光の、行くあてのない逃避行。

最低亭主から逃げた女房は江戸の離縁請負人のもとで働くことに。

『隠蔽捜査』でおなじみ竜崎伸也が大森署を去った後、さっそうとあらわれた新署長・藍本小百合が、凶悪事件を解決する!

異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。

「アレに魅入られると、死にますよ」――ここは楽園？それとも地獄？ “絶対に口にしてはいけない禁忌”を抱えた村に、転校生・高遠瑠樺がやってくる。

触るだけでどんな紙でも見分けられる男・渡部の紙鑑定事務所には今日も、紙にまつわる一風変わった依頼が舞い込む。

「鴨川はんには申しわけないんやが立ち退いて欲しいんや」。

認知症の父・茂一を施設から引き取ることを決めた矢部好太郎。家族の協力を得て自宅介護を始めるも、ままならぬことばかり。

第9回『ネット小説大賞』の受賞作。

魂は身体の細部にこそ宿る 隠された美を掬い取り、やわらかに照らし出す。極上の随筆16篇。

闇から闇へ“人を助ける”仕掛け人! 慶応元年の横浜。

小説講師として才能のない生徒の面倒を見る作家ジェイコブ。

暗号に隠された思いを解き放つ! 九條キリヤ。通称『暗号解読士』。

ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。

第21回『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

宝暦五年。花吹雪ちる京都町奉行所に、芝居じみた派手な衣装の男がフラリと現れた。

本屋の私が行商に出向いたのは、孫ほどの娘を後添えに迎えた名主宅。

世界中で次々と起こる海難事故。牙をむく奇怪な海の生物たち。

この物語の主人公は沖縄である 沖縄からの風が「真」をはこんでくれる―― 戦後、日本は二つの国に分断されていた。

「お探し物は、本ですか？仕事ですか？人生ですか？」。仕事や人生に行き詰まりを感じている５人が訪れた、町の小さな図書室。

小さな奇跡の物語がここに終わり、ここから、また始まる。僕は地元のラジオ局で深夜の番組を担当している。

「ストレートで高純度の本格ミステリ。 よくぞ掘り出してくれました。

そして誰もがいなくなる…… 嵐に閉じこめられた孤島の屋敷ではじまる恐怖の殺人劇 休暇をすごしに孤島の別荘に集まった十人の若者たち。

1850年マンハッタン。裕福な令嬢がひそかに出産した女の子コーラは、生後すぐに心臓がふたつあると診断される。

誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。

この学園は呪われている！？ 白雪にまみれ 赤い紐で手首を結び合った三人の死体、 男子の制服を着て死んでいた女子生徒、 殺され焼かれた書道教師…… 良家の子女が集う京都の名門高校で、 またまた相次ぐ怪事件に、 名探偵まりあの血が再び騒ぐ。